求められるアパートとは?建築費はどの程度になる?

アパート経営は建ててしまってからでは個性も特徴も出すことができません。

建てる前にコンセプトを絞り込んでメリハリのある建築費用・設備費用の配分を決めておきましょう。

■「アパートだから仕方ない」をなくす。

アパート経営とマンション経営の違いを把握しておくことです。

立地が良くて家賃が安ければある程度のアパートでも空室率は低く抑えられます。

しかしアパートはマンションにくらべてセキュリティが脆弱であること、防音対策・構造ではマンションには太刀打ちできないことなどがあげられます。

アパートだから仕方ないという割り切りがあって入居している人がほとんどです。

言ってしまえば、低額所得者向けの住居ということになります。

経営戦略として「低額所得者向け」でいくのか、そうでなければ、セキュリティや防音対策を完璧にした高級仕様でいくのか、この時点で2つの選択肢があります。

■防音+セキュリティ+コンセプト。

アパートでなおかつ立地が悪いということになれば、防音やセキュリティだけを完璧にしても空室率を低くできる要素にはならないでしょう。

間取りを大きくして、8戸が建てられる面積のところを6戸にしてそのぶん1戸当たりの専有面積を増やすとか、大きなキッチン&ドイツ製のシステムキッチンを標準装備するなど、これまでの常識では考えられないようなプランにすれば、少々立地が悪くても空室率はゼロに近くなるはずです。

■アパート経営で問題なのは建築費と設備費のどちらにウエイトを置くかです。

標準的な費用の掛け方ではなく、メリハリのきいた予算配分を心がけましょう。

アパートは建築費用・設備費用の掛け方1つで、平凡に見えるか、特別に見えるかが決まってしまいます。

防音のために建築費用をかけるなら、思い切って「音大生のための支援アパート」といったように、アパートの性格そのものをはっきり打ち出しましょう。

そうすることで立地が悪くても人気物件にできます。

※あわせてご覧下さい:アパート・マンション経営における建築費の相場と必要資金 – 土地活用の窓口